NPO法人神奈川県日本ユーラシア協会 横浜ロシア語センター

『3パターンで決める日常ロシア語会話 ネイティブ表現』
出版記念特別授業・懇談会・サイン会

『3パターンで決める日常ロシア語会話 ネイティブ表現』出版記念特別授業・懇談会・サイン会

ロシア語教室受講者の皆様!
講師の皆様!
会員の皆様!

私達の横浜ロシア語教室の大山麻稀子先生と須藤アレキサンドラ(サーシャ)先生が、徳永晴美先生の監修の応援を得て語学書専門出版社「語研」から上記の本を出版されました。
私達の横浜ロシア語教室の名称も表紙に載っています。当教室にとっては歴史的な快挙です。
皆様、教室関係者として大いに喜びながら、徳永先生、大山先生、サーシャ先生を心からお祝いしましょう!
多くの方に集まっていただき、お祝いしていただくために、特別授業・懇談会・サインセールを開催することにいたします。

大山先生とサーシャ先生が著作「3パターンで決める日常ロシア語会話ネイティブ表現」に関しての授業をされます。
また徳永先生は、「編集後記的なレクチャー」と題して、「日本語の音声の特徴とロシア語の発音との相性。ネイティブであることの意味と位置づけについて。会話からモノローグ技法の学習へ!!!」について講義して下さいます。
徳永先生の興味深いお話を聞けるこの貴重な機会を見逃されませんように!

講義の後は、ワインやお茶を飲みながら3先生を囲んで懇談いたしましょう。新年会を兼ねることになります。大いに楽しみましょう。差し入れ大歓迎です。

会場の都合で、当教室受講生・講師・会員を優先し、先着20名で締め切らせていただきますので、お申し込みはどうぞお早めに!

特別授業 (1)大山麻稀子須藤アレキサンドラ
「3パターンで決める日常ロシア語会話ネイティブ表現」に関連して
特別授業 (2)徳永 晴美
「編集後記的なレクチャー:日本語の音声の特徴とロシア語の発音との相性。ネイティブであることの意味と位置づけについて。会話からモノローグ技法の学習へ!!!」
懇談会・サインセール著者の先生方を囲んでの懇談と『3パターンで決める日常ロシア語会話 ネイティブ表現』(定価2,200円+税)の販売とサイン会

日時2016年1月19日(火)18:30-20:30
会場横浜平和と労働会館 5階教室
参加費1,000円(差し入れ歓迎)
定員20名(当教室受講生・講師・神奈川県日本ユーラシア協会会員優先)
お申し込み締切2016年1月16日(土)

『3パターンで決める日常ロシア語会話 ネイティブ表現』(語研)は神奈川県日本ユーラシア協会通販サイト「うにべるま~ぐ」でも購入できます。

大山 麻稀子(おおやま まきこ)
Ояма Макико

横浜生まれ。千葉大学大学院社会文化科学研究科博士課程修了、文学博士。2002年より神奈川県日本ユーラシア協会横浜ロシア語教室講師として勤務。2004年、北海道大学スラブ・ユーラシア研究センターCOE=鈴川基金奨励研究員。2009-2013年横浜国立大学教育人間科学部ロシア語非常勤講師。2011年千葉大学外国語センターロシア語非常勤講師。著書に『ロシア革命と亡命思想家1900-1946』(共著、成文社、2006)、『一九世紀ロシアと作家ガルシン』(東洋書店、2010)がある。



須藤アレキサンドラ(すどう あれきさんどら)
Александра Владимировна Судо

ハバロフスク生まれ。ハバロフスク国立工科大学社会文化サービス・観光学科(日本語専攻)卒。2006年来日。千葉の双葉外語学校にてさらに日本語を学ぶ。2009年より神奈川県日本ユーラシア協会横浜ロシア語教室講師として勤務。その他、税関や警察、防衛省などの公的機関や様々な企業においてロシア語研修を行っている。




徳永晴美(とくなが はるみ)
Токунага Харуми

性別はM。外務省研修所講師(非常勤)、朝日新聞客員、元上智大学外国語学部教授。1970年モスクワ・ルムンバ大学歴史・文学部を修士号(MA)取得修了。帰国後フリー同時通訳者、NHK・TVロシア語講座講師、ロシア語通訳協会会長、通訳ガイド国家試験ロシア語試験委員会主任を歴任。1990年から朝日新聞外報部記者、同紙モスクワ特派員を経て、2002年上智大学外国語学部ロシア語学科教授に就任。著書『実務のロシア語I・II』(アーバンプロ出版、2014)、『ロシア・CIS南部の動乱―岐路に立つプーチン政権の試練』(清水弘文堂書房、2003)、『ロシア語通訳コミュニケーション教本』(ナウカ、2001)、『ロシア語会話とっさのひとこと』(共著・総監修、DHC出版、2003)他。

1. ご用件、お名前、電話番号、Eメールアドレス、「出版記念特別授業・懇談会・サイン会」出席希望の旨を横浜ロシア語教室事務局にご連絡ください。
こちらのメールフォームに必要事項を入力・送信してください。
または Tel/Fax: 045-201-3714 へご連絡ください。


2. 当日、教室の受付で料金をご納入ください。

※横浜ロシア語教室事務局は、2015年12月27日(日)から2016年1月5日(火)まで冬休みとなります。
お申し込み受付の返信・お問い合わせへの対応は、1月6日(水)以降順次行いますので、何卒ご了承ください。

 1月19日(火)、『3パターンで決める日常ロシア語会話 ネイティブ表現』出版記念授業と祝賀会が行われました。

 この教科書は、横浜ロシア語教室の大山麻稀子先生と須藤アレキサンドラ(サーシャ)先生が徳永晴美先生の監修の応援を得て語学書専門出版社「語研」から2015年12月に出版されたものです。当協会ロシア語講師としては初めての快挙なので、教室あげてお祝いをすることになりました。当日の教室は、執筆された3名の先生方の他、ロシア語教室受講者、講師、会員、語研の担当者の合計20名で満員御礼状態でした。

 第一部の特別授業では大山先生とサーシャ先生が具体的なページやフレーズを挙げながら、どのような日本語の表現がロシア語の日常会話ではどのような表現になるかを説明しました。日露の言語・文化・習慣の違いから対応する表現を決めるのに苦労することも多かったようです。参加者の皆さんはページをめくりながら、「なるほど」と頷いたり、「そうなんだ」と気付かされたりしながら聞いていました。

 徳永先生の「編集後記的レクチャー」では、最初に視力を失いかけながらも先生がこの本のルビを半年かけて自ら打ち込まれたお話がありました。「文字を頼りに音を出そうとするのは間違い」と前置きしながらも、この本では読者がロシア語の発音に近い読みができるように、いかに体系だったルビが打たれているかの説明がありました。

 また、何語のネイティブでも、その言葉が母国語だからと言うだけですべてが正しいとは限らない(旧ソ連のゴルバチョフ書記長でさえ間違っていることがあった)、語学教師は、ネイティブか否かに関係なく誰もが常に切磋琢磨しなければならないとの徳永先生の教えは説得力がありました。

 特別授業の後はいよいよお待ちかねの第二部です。参加者の皆さんは先生方にサインをして貰った後、紅白のワインで乾杯をし、テーブルを囲んで楽しく歓談しました。手製のヴィネグレット・サラダやラトビア産鰯ペーストのオープンサンド、そして皆さんからの差し入れの焼売やお菓子などでそれは豊かなテーブルになりました。皆さんには、「1000円の参加費にしては充実したメニュー」と喜んでいただけたようでした。楽しい時間は瞬く間に過ぎ、9時過ぎてお開きにしなければならないのが残念なほどでした。

(野口)
神奈川県日本ユーラシア協会機関紙
「日本とユーラシア」2016年2月号
より